最上の素材

06-02-2014

ゴヤールが好んで使用する素材の中でも、Goyardineキャンバスが特に際立っていルことは疑いのない事実でしょう。

トレードマークであるリネンやコットンのコーテッドクロスは間違いなくゴヤールを象徴する素材ですが、ゴヤールの工房で熟練職人が毎日のように扱っている原材料はこれらだけではありません。 たとえば、メゾン・ゴヤールの製品の中でもひときわよく知られている伝統的なトランクの全体構造は白樺やポプラ材で作られており、金属などの装飾部分はもっぱら真鍮をパラジウムまたは金でメッキしたものを採用しています。 木材、金属、布地に関わりなく、すべてにおいて最も本格的な最高級の材料を用いるところに、ゴヤールの長年にわたる品質に対するこだわりが見て取れます。

とりわけそのうちの一つであるワニ皮は、ゴヤールの固有性に非常に不可欠な、ほかにはない独特のセンスのシンボルともなっています。 ゴヤールは、世界中から最も質が高く貴重なワニ皮 (そのほとんどはオーストラリア産のイリエワニか、またはアフリカ産のナイルワニ) を厳選し、類稀なるHaute-Maroquinerieアイテムを手作業で製造しています。 ワニ皮を探し出すのに通常数カ月かかるという現状が、しばしば完璧性の追求を困難にしており、その完璧性の追求はワニの鱗のパターン、染料、仕上げ面におけるゴヤールの基準にかかっています。

ワニ皮はその希少性はもとより、あらゆる動物の皮の中で最も要件が厳しく、また技術的にも加工が難しく、高度な技巧を身につけた熟練職人のみがワニ皮を適切に取り扱うことができると考えられています。ワニ皮バッグを作る作業には骨の折れる数十もの製造工程を経る必要があり、その工程には平均して同量のカーフレザーの10~15倍の時間がかかります。 パリの中心部にある専用の工房で同じ職人によって完全手作りされているゴヤールの貴重な皮革製品は、ほかに並ぶもののない確かな品質と気高い趣きにより、そのいずれもがユニークな輝きを放っています。

ノーブルな繊細さを備えたワニ皮は、233やSaigon、Vendôme、Monte-Carloといったゴヤールの定番バッグに非常に適しており、その大胆で独特のデザインが混じりけのまったくない正真正銘のゴージャスさによって否応なく高められています。

06-02-2014
 

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